「○○院などの看板名」について

2013年3月5日火曜日

【必読】【今から鍼灸学校に入ろうと思っている方!】

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今回の文章は、鍼灸学校に行こうか?どの治療系の資格をとろうか?など
思っている方に、参考になればと思い書いてます。

今回は、「○○院などの看板名」について。
整骨院、鍼灸院、整体院などの看板名ですね。
これについて、私が実際にあった話を元に書いていきます。

治療系の資格が取れる学校(鍼灸学校)に行こうかなと、
10代の頃思い、
私の親が治療系の仕事をしたいのなら、
「整骨院」の看板を持てる資格がいいと思うといました。

親は、均整(きんせい)という
あまり聞きなれない民間資格を持っていました。
均整とは、一般の人にわかりやすく簡単に言うと
「整体」のようなものです。(手技で施術するもの)
均整の資格だと、「○○均整院」という看板になります。
整体だと、「○○整体院」などに屋号名がなります。

 

では、「整骨院」って、
何の資格であったら整骨院をできるのかな??って
私と親は分かりませんでした。

 

親が電話で鍼灸学校に問い合わせてくれました。

【鍼灸で整骨院はできるのか?という内容。
学校側は「できます」と答えたようでした。】
実はこれは誤りだと、
入学してから気付かされます。

 

「整骨院」は、「柔道整復師」の国家資格がないと開業できません。

 

鍼灸学校の授業で私はそのことに気付きました。
(結構、気づくの遅いですね。汗)

 

電話の問い合わせにでたのは、
きっと鍼灸の知識のない事務員さんです。
鍼灸師も整骨院で勤められるという意味でいったのか、なんなのか。
なんだか、苦々しい思いをしたそういうことがありました。

 

私は、親に鍼灸学校に進学させてもらったうれしさの方が強かったし、
鍼灸師でいいと思っていたので、とくに当時は気にしていませんでした。

 

今考えると、幼いですね。。

 

鍼灸師は、鍼灸院の看板しか開業できません。
まとめです。【資格】→【看板(屋号名)】の順番です、
『国家資格』
【鍼灸師】→【○○鍼灸院】など
【按摩・指圧・マッサージ師】→【○○マッサージ】など
【柔道整復師】→【○○整骨院】【○○接骨院】など
『民間資格』
【整体師】→【○○整体院】など
【カイロプラクティク】→【○○カイロプラクティク】など
【均整】→【○○均整院】など
 ・・・・などなど。民間資格は他にもいろいろあるようですね。

 

このぐらい、知っているという声も聞こえそうですが、
実際、鍼灸に来る患者さんや、
知人の話を聞いてみると、

整体師→整骨院だと思われてる方って結構多いんですよね。汗

 

他にも、足裏マッサージやタイ式マッサージっていうのは、
必ずしも
国家資格の「按摩・指圧・マッサージ師」いわゆる、
「マッサージ師」の国家資格の所持者ではないんです。

ちょっとわかりづらいですよね。
足裏マッサージやタイ式マッサージは頭に、
「足裏」や「タイ式」がつくだけで、
「国家資格の按摩・指圧・マッサージ師」とは
まったく別の資格という事です。

治療系の資格を取りたいという多くの方は、
将来的に独立開業を目指している方が多いと思います。

 

将来、独立して開業する時、
何を看板にして仕事をしたいのか?
鍼灸院なのか整骨院なのか整体院なのか、
それによっても資格の選び方って違うので、
是非、上記の事も参考に資格を選んでみて下さい。

 

資格をとるまでは、
治療系ならどれでもいいやって思うのですが、
とってから考えさせられることもありますね。
「あぁ、あっちの資格の方がよかったのかな。」とか。

給与面とか、認知度とか。

 

保険取扱の部分で言うと、
【柔道整復師】は自分の整骨院で保険を取り扱う事ができますが、
【鍼灸師】は医者に同意書を発行してもらったあと
決まった少し複雑なルールの中で保険を取り扱う事が出来ます。
こういった、保険取扱いの関係とか。
【民間資格(整体やカイロプラクティクなど)】は保険取扱いできません。

とか、資格選んでいる段階では、
あまり目を止めない事もあります。

 

資格がとるのが、ゴールでなくて、
資格をとってからがスタートなんですよね。。

 

資格を一つとるにしてもお金がかかるので、
資格選びも慎重に行いたいですね。






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