鍼灸院などに勤めていて、
仕事に慣れてくると何がしかのステップアップをしたくなるものだ。
そこで勉強した証(あかし)も欲しくなってくるんですね。証(あかし)っていうのは何か証拠?っていうか、
つまり認定証や資格者証。
つまり、資格をとりたくなってきたりするわけです。
鍼灸院というのは業務が施術・治療業であるから、
じゃあそれに関連した治療関係がありそうなのがいいなってなってくる。
世にはいろいろな民間資格?民間認定?っていうか講座??みたいのがある、
「アロマなんちゃら」
「ハーブ何チャラ」
「健康~~員 認定」
みたいな??(上記のは適当にあげたのですが。)
アロマ関係だけでもたぶん無数にあると思う。
何にしろ勉強っていうのはいいことだ。
(でも世には高額でありながらどこで使えるのかもわからない資格商法、額にあった内容でない高額セミナー商法みたいのもあるようだから注意もいる。)
多分、人ってできるものなら国家資格みたいなものを選びたいはず。
これはもしもの話ですが、
もし、柔道整復師(国家資格)の資格が、学校に通わなくても試験を受けれて、
独学で資格取得できる資格だったとして。(本来は鍼灸学校のように学校に通わないと試験資格がないですね。)
そしたら、
柔道整復師を必死こいて勉強しますよね。
スキルアップのための勉強するのって、鍼灸師はそういうフィルターを経て
「なんたら療法の認定」「アロマやハーブの認定」「健康なんちゃら認定」みたいのとか
選んでいるわけです。
その中にケアマネージャーや
登録販売員(試験条件に、薬店販売の勤務経験日数が確かいる。条件はかわってるかもなのでググってね。)
っていうのがある。
わたしがオススメするのは、
簿記検定3級。
(※日商簿記、全商簿記とあるが日商簿記の方が世間的に断然メジャーなので必ず日商簿記をしましょう。)
※記事タイトルに”資格”と書きましたが、検定試験ですかね。
いづれ鍼灸院を開業する人なら、開業したら簿記の知識も必要になってくる。
従業員の鍼灸師は、今まで鍼灸院とか施術業務とか日々の売上げ精算くらいしかしてないと思う。
いざ、開業って鍼灸院の金の出入りの帳簿を付けるとかけっこう大変。
だいたいの人は「青色申告」という申告方法ですると思うんだけど、
青色申告は、「複式簿記」という申告方法?というのか帳簿のつけ方。
その複式簿記の帳簿というのは、
家計簿みたいに、今日は1000円使って、1万円儲けました。
プラスマイナスを書くだけでなく、妙に複雑なシステム。(あれなんなん?)
私自身、簿記3級を鍼灸院開業して廃業後、
再度、雇われ鍼灸師となった時に、
本屋でテキスト買って独学で勉強しました。(汗
ネット掲示板的なものには、
「日商簿記(笑)、そんなの1週間勉強すればとれるよwww」
「仕事しながらでも簿記3級とか1ヶ月勉強すれば楽勝!!wwww」
とか書かれてたりしますが、
そんなことは全然ない。
あと、今の簿記3級って昔の簿記2級レベルらしい。ここ数年位?で難易度がグッと上がったらしい。(噂レベル)
昔は、計算さえできれば合格できたとか言う人(簿記検定を受けたことがある人)もいました。
試験3ヵ月くらい前にはじめ勉強はじめたが、全然頭に入らず。不合格。
年何回か試験が行われており、2回目の試験でギリギリの点数位で合格しました。
わたしの場合、簿記3級の勉強に8か月~1年位かかった。(汗汗
しかも、理解度かなり低めっていう。(汗汗
日商簿記3級程度の知識があれば、複式簿記は難なく出来ると、
開業していた当時、青色申告会の職員に教えてもらいました。
もしかしたら、商業高校卒の人とかはすでに日商簿記3級持ってる人もいるかもしれない。
そういう人は、日商簿記2級勉強してもいい。
難しいからしなくていいか?うーん。
(今の簿記2級は昔の簿記2級より難易度あがってるそう。)
簿記がなぜいいかと思ったかというと、
鍼灸院でなく転職しようと思ったとして求人によっては、
求人応募条件が、「簿記3級以上持ってる方」とか
「簿記2級以上持ってる方」とかそういう縛りのある求人があるからです。
もし鍼灸院開業しててかけもちでバイトしようかなって時とかにも役立つかもです。
※まーた、転職の話かよって思ったかもですが、
別に転職を進めてるわけではないです。
「アロマ~検定」「美容~検定」「ハーブなんたら士」持ってる方限定。の求人とかないですよね。
だいたいは税理士事務所の補助や、会計事務所の補助の求人ですが、
あとは事務系の求人でもそういうのあったかもです。
地元求人でめったには出ないと思いますが、
昔、商工会議所の職員の募集求人が、「簿記3級以上」の方を応募していました。
(確か、土日休みの全額月給16万円・ボーナスありでした。)
商工会議所っていうと、公務員ではないのでしょうけど、準公務員的なポジションのイメージがあります。
「帳簿とかつけるの苦労しない、簿記の勉強も結構楽しいな」って思っている方で、
転職を考えることがあったら、そういう関係の方向性も万が一にあるって感じです。
ちなみに日商簿記1級を持ってると、
税理士資格試験の試験の一部が免除になるとかそういうのもあったと思う。
(税理士は、受験資格に学校に通うことが必須ではないはず。
学校に通わなくても独学でとれる資格だったと思いますが、
会計事務所に勤めてる方(この方は簿記2級。税理士資格持っていない方)に聞いたところ、
職場の税理士の人達は、みんなもともと学力のある高校でてる人ばかりで
もともとすごい頭いい人達ばかりなのだそう・・
ってことで、税理士資格は、
むちゃくちゃハードルは高いそうなので勉強はしなくてよい。)
でも、自分自身が勉強したい!”本当に”好きな事を勉強するのが一番です。
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