鍼灸師になって独立開業する前に読んでほしい本。
正直、もっと早く知っておきたかった！
この本でなくとも
この本の著者の本は一度読んでみるといいかもです。
とりあえず、今回は私が読んだ
下記の本を紹介する。
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著者は元国税局長官で税のスペシャリスト。著書多数。
2019年9月23日初版
ISBN-10: 457530459X
ISBN-13: 978-4575304596
”悪の”起業学となっているが、
脱税をしようとか脱税のテクニックが書いてるとかではまったくなく
むしろ、正当なことしか書いてない。
本の文体も大衆向けで読みやすいし理解しやすいです。
「悪の」っていうのは、
本に興味をもってもらうためのキャッチフレーズみたいな物だろう。
著者は、元国税局長官。
著者について
大村 大次郎（おおむら おおじろう）
◆プロフィール
国税局に10年間、主に法人税調査官として勤務し、退職後、ビジネス関連を中心にフリーライターとなる。単行本、雑誌寄稿、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修等。
（著書「悪の会計学」プロフィール欄 引用）
ウィキペディアに著作タイトルがたくさん載ってます。
ウィキペディア：大村 大次郎
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%91%E5%A4%A7%E6%AC%A1%E9%83%8E
（リンク先：wiki＞大村 大次郎）
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この「悪の起業学」自体は、絶版になっているのかな？
ネット検索してみたところ、
中古本でしか見かけないですね。
私自身は図書館で借りた。
図書館にないかまず探して、
図書館でなかったらネット通販で中古本もあり、
中古本価格なので買っても全然損じゃないです。
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この本で衝撃的だったのは、第５章『白色申告のススメ』。
ポイントをザックリ言うと、
著者いわく、売上1000万円以下ならば、
白色申告でもあまり変わらない的なことを書いてました。
（詳しくは読んでくださいね。）
過去に私自身、鍼灸院開業にあたって、
なんで青色申告というお得そうなのがあるのに、
白色申告っていう選択肢があるのか？って思ってて、
白色申告のメリットをググったんだけど、
全然というか？ほぼそれらしきものは見つからなかった。
この本を読んで、
「あーー！！！そういう事だったのか！」って言うのが分かったんです。
他の方のこういう税金関係？の著書で、
白色申告をすすめている本は見たことありません。
鍼灸院を独立開業しようって人は、
この本の第5章「白色申告のススメ」という項目だけでも
読んでみる価値はかなりあります。
ちょっと本の気になったところをピックアップ。絶対読みたくなるわ。
（年収と売上げ等などがごっちゃになってるかもしれんので
ここの文字を鵜呑みにせず、
詳しくは本で確認してくれい。）
・会社と個人事業の違いは法人登記してあるかしてないかだけ。
・個人事業の場合は会社ほど経理は大変ではない。
だいたい年収１０００万円以下の
小規模事業者の白色申告者ならば、
事実上、器量の義務はほとんどない。
・個人事業主なら接待交際費は全額経費にできるので、
税金はかかりません。
１０００万円の交際費がかかっても全額を経費として計上できる。
・起業したばかりの小規模事業者は、
青色申告よりも白色申告の方が有利。
白色申告だと、とりあえずそんな面倒な帳簿はつけなくていい。
そして白色申告の場合、
帳簿に不備があってもペナルティーがあまりない。
・白色申告の場合、
事業所得（つまり利益）が300万円未満の場合は、
がちがちに記帳する必要や証票類の保管義務もない。
税務署もとりあえずの努力目標としては、
記帳をしなさいとか、
証票類を保管しなさいなどというが、
しなかったからといって罰則はない。
・大きな金額でなければ領収書でなくてもレシートでＯＫ。
・旅費を使えばかなりの節税、
個人的旅行でも、
仕事の情報を仕入れる目的があれば「視察旅行」として経費にあげれる。
これらはすべて正当なことです。
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興味をそそる目次
・フランチャイズは失敗が多い。
・ラーメン屋と中華料理屋はどっちが儲かるか？
・個人事業者は接待交際費を使い放題
・白色申告のススメ
・青色申告のメリットとデメリット
・白色申告のメリット
・売上１０００万円以上の人は青色申告をしよう
・領収書をもらい忘れたときはどうすればいいか？
・旅費を使えばかなりの節税になる
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2012年の本なので、多少の決まりは変わってるかもしれないが、
個人事業主目指すなら、絶対タメになりますよ。
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