患者さんとの会話の仕方(4)

2018年11月6日火曜日

患者さんとの会話の仕方

t f B! P L



これまで「患者さんとの会話の仕方」として(1)~(3)まで

過去記事に書いてます。

 

今回も聞き手によっては

失笑物の低レベルなものですが。

 

超絶会話苦手の私と同じような、

会話を苦手とする誰かに届けばいいです。

患者さんとの会話の仕方(3)

「患者さんとの会話の仕方」(1)~(3)は、

鍼灸学校卒業後に修行した先のことを

思い出しながら書いているので、

初回記事公開2013年よりも前の思い出が元になってます。

 

ネットで、

「『ここ痛いですか?』『ここはどうですか?』と頻繁に聞かれるとゆっくりできない。」

という内容のご意見を見かけたので。

 

そうだなーと思い、

今回の記事を書いてみようと思いました。

 

ーーーーー

時代的には、業種問わなければ接客トークは好まれない傾向へ変化中。

 

「『ここ痛いですか?』『ここはどうですか?』と頻繁に聞かれるとゆっくりできない。」

って言うの

 

ぶっちゃげ私もいまだにそう思います。

 

 

はじめはある程度、症状とか痛みの場所とかは

聞かれたいけど、

その後は、施術終わるまで、静かにしていて欲しいと。

 

 

これ髪切り、理容室・美容室に当てはめると

納得なんじゃないでしょうか?

 

 

髪切るとこで、髪切ってる最中にずっと

世間話とか話しかけられるのが嫌って人も結構いますね。

私もそうで、

下手に話しかけられたら、もうそこ行きたくなくなるくらい嫌です。

 

洋服屋さんにしても、

入店して服選んでる時に、

「気になるものがございましたらお話しかけ下さいね。」

くらいだったら、いいんですけど、

「・・・・・こんにちわっ^^。」グイグイッ

「今日は何を探しに来られましたか?」

「え?なになに」グイグイグイ・・・

好きなブランドの服でも、

次回からは勇気がいるというか、

ちょっと行きたくても足が遠のいてしまいます。

 

 

これらの事は、

もしかしたら、時代による変化なのかもしれません。

 

 

(ちなみに、

洋服屋さんの、やたら質問ぜめをする手法、

通常は売上げUPのための接客目的ですが、

閉店時間 間際とかの時は、

わざとやってお客さんを帰らせるためにする人もいるらしいですw)

 

ーーーーーー

過去記事の患者さんとの話し方(1)~(3)では、

修行先が施術時間ずっと話しながら行う(行いましょう)所だったので、

その流れから、

ずっと話がある程度続くようにっていうモットーで書かれてます。

ーーーーーー

 

その昔は、商店街で魚屋さんや八百屋さんなどらと世間話をしながら。

っていうのが多かったんじゃないかな?

その世代の流れから、

お客さんとはトークをたくさんして仲を深めていかなきゃね。

和ませてハートゲットしなきゃ。

っていうのが私の師匠世代にはあるんじゃないかと。

 

 

「いやいや、患者とは世間話もMAXしなきゃ!」って人も多いとは思います。

それに正解・間違いはなく

各鍼灸院、各鍼灸師のスタイルであると思う。

 

 

時代的な流れとしては、

ユニクロをはじめH&Mとか、しまむら、ファストファッションが大きな売り上げをあげるようになってきました。

さらには、ネットで洋服を買うZOZOTOWN。

髪切りでいうと、最低限のサービスをモットーとしてる

1000円カット・1200円カットがかなり増えてきました。

 

これらは、景気的な賃金の安さなどの生活資金が絡んで、

安いからいい!っていうのもあるのですが、

それと接客のわずらわしさがなく、気軽に行ける。

っていうモノが絡んでるように思えます。

 

 

これら業種の産業が莫大の利益を上げて繁栄しているっていうのは、

日本国民の多くが、接客のサービスは特にいらないかな。

っていうアンサー(答え)だと思ってます。

 

なので、多くの国民は下手な

無理やりひねり出したような

雑談は希望していないって推測されます。

 

ーーーーーー

静かに施術されたいけど実際、いざ自分が開業するとなると・・・?

 

私は昔から、病院のように静かな施術の方がいいんじゃないかなあ?

っていうのが頭にあって、

患者さんとトークしないとという院長(師匠)の意見を

半分聞き入れきれてなかったので

トークの上達も遅かったように思う。

 

でもそのおかげで超絶会話下手な私が、

治療の場以外でも

実生活の中でふとした雑談が少し話せるようになったので

良かったとは今では思ってます。

 

 

 

大手の従業員がそこそこいて

何だか綺麗なエステのような空間の鍼灸治療院なら、

むしろ静かにしろって指導されるかもですねw

 

 

でも、この静かな戦術。

自分一人で個人事業主として

鍼灸院、独立開業したときのことを考えてほしい。

 

施術空間や建物に2~3人でも従業員がいたら

みんな黙っててもある程度様になると思いますが、

 

 

施術者が自分一人で、

患者さんも一人の空間で静かであると、

空気がすごい沈むというか、

静けさがすごい増すんです。

自分の心臓の音が聞こえるんじゃないかって。

空調の音がめっちゃ大きく聞こえます。(体験済み。汗汗汗)

 

これはこれでなんだか寂しい施術所になる気がします。

 

 

 

すべてはその施術者のオーラや雰囲気によるものかもしれません。

威厳があったり、貫録のある先生なら

むしろ、それがいい!ってなるんだと思います。

 

大御所の先生には、「院内で一切しゃべるな」と患者にもそういう方針でいる先生もいます。

「鍼を刺してる時は集中してるから意地でもしゃべらない。」と決めている先生もいます。

 

 

いざ独立開業して、自分(施術者)1人と患者1人になった時に、

こういう場になった時に、

多少の雑談もできる術(すべ)があった方が有利でしょう。

 

独立開業してから、

(あ、やっぱトークせんと間が持たん!!!

なんかこのままではヤバい気がする。。)って

なった時に多少のトーク慣れてないと苦しい気がする。

 

 

もちろん、

雑談トークよりも

生理学・解剖学の話や

これをこうして今してる施術の鍼灸が効いてるのか

を話せた方が何倍もいいですが。

 

 

 

1:1で黙っていると、

空調の機械の音というか、

空気が流れてる音すら聞こえてくる気がします。

これ実際の体験談です。

 

 

ヒーリング音楽を流すとかもなくはないですが、

これでも音楽がすごい遠くの異空間に飛ばれてるのかなって

思える静けさが出たりします。

 

 

もちろんこれは私独自の意見となります。

 

 

他のいろんな鍼灸師の方はどうしてるのかなあ?

 

 

会話下手な私には永遠のテーマだわ。。。






このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ