【星5つ】「巨大な夢をかなえる方法」ジェフゾベス等12名のスピーチ書籍

2019年3月29日金曜日

はり灸等の本紹介(ジャンル色々)

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この本、図書館で知りました。

「巨大な夢をかなえる方法」っていう自己啓発的なタイトルですが、

 

各世界的な著名人が自分の卒業した大学などの

卒業式の時の卒業生へ向けたスピーチを翻訳し本にしたもの。

 

他の本とは少し変わった趣向の本で

12名のスピーチがおさめられているのですが、

その人物も、

アマゾン創業者、

Google創業者、

アリババ創業者

Yahoo!創業者

テスラモーターズ創業者、

ツイッターCEOなど

と豪華な?というか、書籍とはいえ、

こんなメンツが、いっしょに本に出ることは

かなり珍しく貴重なのではないかと思う。

 

なおかつ面白かったです。

 

海外の本を翻訳されてるだけなのかと思ったら、

翻訳者のあとがきを読んだ感じ

日本人向けにこの書籍の翻訳者が有名人のスピーチを選んで

書籍販売にまで至ってる様子で、

日本でしか販売されていないのではないかと思われます。

(海外だと同著書に混合するのは各企業の権利的な面で難しいのか??)

 

すごいいい本なのに電子書籍がないのが悔やまれます。

 

【今回紹介の本】巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ

 

巨大な夢をかなえる方法・(翻訳)佐藤智恵:本の画像

書籍タイトル・スピーチ12名の氏名・職業・スピーチタイトルなど

【本タイトル】巨大な夢をかなえる方法 世界を変えた12人の卒業式スピーチ

★【著者名・職業・目次のスピーチタイトル】

ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)「賢さと、優しさ」

ラリー・ペイジ(グーグル創業者)「巨大な夢を叶える方法」

ジェリー・ヤン(ヤフー!創業者)「“野蛮で失礼な“若者」

ディック・コストロ(ツイッターCEO)「この瞬間を生きる」

ジャック・マー(アリババグループ創業者)「大学受験に三度失敗して」

シェリル・サンドバーグ(フェイスブックCOO)

「リーン・イン!」 イーロン・マスク (テスラモーターズ創業者)「地球のバックアップを」

サルマン・カーン(カーンアカデミー創設者)「思考実験としての輪廻転生」

トム・ハンクス(俳優)「不安ではなく、信念を育め」

メリル・ストリープ(俳優)「演技する理由」

マーティン・スコセッシ(映画監督)「1ミリも才能がない?」

チャールズ・マンガー(バークシャー・ハサウェイ副会長)「成功の秘訣は『学習マシーン』」

【翻訳】佐藤 智恵(さとう ちえ)

2015年3月10日初版

ISBN-10: 4163902279

ISBN-13: 978-4163902272

 

この本の心に残った点・感想など

・本のタイトル、「巨大な夢を叶える方法」は、

Google創業者、ラリー・ペイジのスピーチタイトルから来てるが、

ラリー・ペイジを含め他の著者(スピーチ者)12名の総タイトルといっても過言ではなさそうです。

 

中でも面白かったのは、

ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)「賢さと、優しさ」

ラリー・ペイジ(グーグル創業者)「巨大な夢を叶える方法」

ジェリー・ヤン(ヤフー!創業者)「“野蛮で失礼な“若者」

ジャック・マー(アリババグループ創業者)「大学受験に三度失敗して」

「リーン・イン!」 イーロン・マスク (テスラモーターズ創業者)「地球のバックアップを」

 

現在、世界的なトレンドのネット関係の創業者の話しは興味深かったです。

この中では、特にGoogle創業者とアマゾン創業者の話が心に残り興味深かった。

イーロンマスクは、ためになったというより

(ためにもなったが)

この人物はかなり変わった人なのではないかと思った。

 

以下の2名は、どういう職業の人かも知らない人だったか、

それが返って印象に残った。

 

サルマン・カーン(カーンアカデミー創設者)「思考実験としての輪廻転生」

チャールズ・マンガー(バークシャー・ハサウェイ副会長)「成功の秘訣は『学習マシーン』」

 

特にチャールズ・マンガーのところは面白かった、

著書略歴によると、

弁護士・投資家・実業家であり、

投資の神様ともいわれるウォーレンバフェットが最も信頼するパートナーなのだそう。

 

この人の話は、とてもよくまとまっていて、

これだけで、1冊の本が出来そうなまとまりと、意味の内容の多さを感じた。

 

私が本を読むときに付箋(ふせん)を貼る理由

 

私は本を読むときに、心に残ったところとかを付箋(ふせん)で貼ったりする。

読後、付箋で貼った量が多ければ、ためになった量が視覚的にわかるからだ。

 

で、

今回は、なるべく付箋をはらずに読もうと思っていたが、

はじめから面白かったが、

後半、サルマン・カーン(カーンアカデミー創設者)のところで、

まったく知らない人物だったので、

ついつい付箋(ふせん)を貼ってしまった。

さらには、

本では12人目のスピーチ後半の

チャールズ・マンガーのところでは、

心に響く点が多く、付箋をたくさんはってしまった。

「私が撮った本の写真の画像」の付箋が貼ってあるところのほとんどは、

チャールズ・マンガー(バークシャー・ハサウェイ副会長)のところのものである。(画像参照)

 

ここで名前にあげていない人物のスピーチも十分心に残った。

 

映画監督:マーティン・スコセッシのところで心に残ったとこ

 

芸術系のことが好きな人なら、

マーティン・スコセッシ(映画監督)「1ミリも才能がない?」

のスピーチもとても面白いと思います。

 

「自分が納得するためにも独自の考え方を持ちなさい」

「自由に意見を持ちなさい」

「他人の価値観に左右されない自分だけのビジョンを形づくりなさい」

(P192引用)

 

 

政治家は叩かれるのが仕事で、政治家ほど打たれ強い人はない。

セオドア・ルーズベルトという政治家が1910年どこかの大学卒業式講演で述べたこと。

 

批評家は世間から評価されない。政治家に対して”この人はここでつまずいた”と指摘し、実際に行動した人に対して、”もうちょっとうまくできたのでは”と言う。そんな人は重用されない。(P212引用)

 

 

私がこの本で初めて知った人物、「カーンアカデミー創設者」「バークシャー副会長」のところについてさらに掘り下げます。

カーンアカデミーとは、無料教育のオンラインサービスするNPO。

世界中で1000万人以上が学習している。

マサチューセッツ工科大学(MIT)へ進学、ハーバード大学経営大学院にてMBA取得。

「2001年マサチューセッツ工科大学が、「オープンコースウェア」(Open course Ware=OCW)にて、

それまで一流の教育機関の中だけで教えられていた知識やコンテンツを無料で世界に開放することにした。」

このOCWを基本理念や目指す方向性として、

カーンアカデミーを創設といった流れの様子。

 

エゴに逆らう強さがあれば、人生は必ずうまくいきます。取り返しのつかないことを思わず言いそうになったら、一息つきましょう。報復的な文句、卑怯な言葉はぐっとこらえましょう。(P133 引用)

 

~※~※~※~

 

※長くなったので、

バークシャー副会長:チャールズマンガー」のスピーチで心に残ったところは、

下記の別の記事にて。※

↓↓

 

【書籍】「巨大な夢をかなえる方法」チャールズ・マンガー氏スピーチまとめ

 

 

<「巨大な夢をかなえる方法 」翻訳者について>

・卒業生へむけたスピーチなので、

「本年度~~大学を卒業される皆さん。卒業おめでとうございます。」的な挨拶文まで書かれていて、

自己啓発書としてのみ見ると、

本の厚みほどの内容ではないですが、

無駄な部分をカットして、自己啓発書としてでなく、

スピーチ全般を翻訳してるところが、

スピーチのしてる時の熱も感じられたり、

どういうニュアンスでそういう事を言っているのかとか伝わってくる気がします。

そこが良かった。

・翻訳者や編集者とかのセンスや価値観、腕によるものではないかなと思いました。

・本の翻訳者のあとがきを見た感じ、

日本人向けに翻訳者が多くある有名人のスピーチの中から選んだ人選のよう

(海外に売ってる本を翻訳されたものだと思ってあとがきまで読んでいたが、)

この本は日本でしか販売されていないのではないかと思われる。

 

スピーチのタイトル・演題?というのは、

実際に、各人が決めていたものなのか、

翻訳者が書籍用に作ったものなのかよく分からないですが、

すごい的(まと)をえているのではないかと思います。

 

翻訳者のあとがきにも各所にお礼を書いており、

おそらく、本を1冊にまとめるのは、

各著名人の企業や関連会社による権利などで簡単ではなかったのではないかと思います。(勝手な予想)

この本の翻訳やこの本の構成などすごい良く出来てると思いました。

 

あ、あと、

Googleが自動運転プロジェクトを行い始めたときは、世間に流されてるのかと思ったが、

Googleの創業者は、学生のころから自立走行車の事を考えていたってところには驚いた。

 

 

 

はり灸太郎

星5つ!ででん。

 

 






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