リアルな売り上げ【平成24年6月分】

2013年4月6日土曜日

【鍼灸院の運営・業務の流れ】関連

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今回は前回に続いて、平成24年6月分の売り上げです。

独立開業で運営して2ヶ月目の鍼灸院の売り上げです。
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<鍼灸院の開業地>


開業地は、人口5,000人満たない
町みたいな村みたいなとこ。
ちょっと昔、日本全体であった
市町村合併で「市」あつかいの住所です。
昔から、実家がそこなので
いち地元民という意味で名前は知られている。
実家のボロイ小屋みたいな離れで鍼灸院開業中。
かなりオンボロ。
道路沿いではなく、屋敷敷地を入らないと見えないとこにあるので、
とりあえず、知らない人は入りづらい場所に建物あり。

※この時点で、患者なんてこないだろって
ツッコミたいでしょうけど本当です。

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<内訳として、>

家族Aが1回
家族Bが3回
新規の患者Aさんが2回
新規の患者Bさんが2回
新規の患者Cさんが2回
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合計施術回数10回
この段階での施術料金は、
30分程度で1回1,000円とっています。
なので、
1,000円×施術10回=10,000円
6月売り上げ10,000円でした。

 

新規患者さんは、
やはり親の知り合いや近所の関係の方でした。
他の治療院の料金でイメージするとしたら、
1回施術3,000円とっていたら
30,000円の価値だと思ってます。
いつも平均相場の3,000円だったら
いくらかなって考えちゃうんですよね。
あんまり意味ないですけど。

 

以前、鍼灸院で修行してた時は
1回の施術が自由診療で3,000円以上でした。

「今私が1,000円でやっている施術」と「修行してた所の鍼灸院の施術」と
変わらない施術時間や方法ですね。
私はそれを現在1,000円で提供している状態です。

しかしながら、
修行先の鍼灸院院長も言われていました。
「鍼灸は(自由診療の場合)、1回の施術が高いから、
お金持ちしか鍼灸施術を受けにくることができない。」

そうなんです。

 

本来、鍼灸院などの自由診療が主の治療院って
高いからお金持ちしかできないし、
お金持ちしかお得意様になれないし、
ならないんですよ。

お金持ちといっても、
企業の役員とかでなくても、
ちょっと収入がいい方の方々ですね。
あとはご高齢である程度お金に使い方に余裕が出てきた方ですかね。

 

私修行先の鍼灸院の患者の客層・職種はこんな人たちだった。

とくに街(県庁所在地)の中心地寄りにあったので、
~~(地元企業)の社長、
~~の社長の奥さんだとか、
市議会議員などの関係の方、
教師、
その他公務員、
警察などの関係、
元大学教授の奥さん
競輪選手など
そういった方が多かったように思えます。

 

あとは近隣の高齢者の方々、
そういう方々も大地主だったり、
元郵便局員関係や
子供をいい大学に行かせてあげてる位の
収入がもともと良い方々のようでした。

 

田舎者の私にとっては、
県で言う県庁所在地の街中には
富裕層が多いと修行先で思いました。
多分、都会から離れたへんぴな土地(へき地)の人から見たら
ちょっとした金持ちがゴロゴロいる感じです。(・_・;)

<高い施術料金を取りたい、設定したい場合は、>

県庁所在地(都道府県庁所在地の街)のような
あるていど人口の多い栄えた都市や場所であるべきです。
地方の県であっても、
へき地と比べると
やはり富裕層が田舎より全然多いですので、お勧めです。

県庁所在地など、
県の中でも、人口の多いところだと、
市自体もも経済的に豊かなので、
いわゆる市からの補助金の、
「はりきゅう券」なども補助してくれている金額や
回数が田舎の市町村とは全然違います。

しかし、
街の中心地となると、
当然、賃貸のテナント料金がかさみます
よね。

まちの境目に開業を考えている方は、
どの市に開業しているかで
補助が変わってくることは覚えておくと
開業場所を迷った時に参考になります。
その場所が、山々でも人口の多い街に住所を置いておくと、
街の恩恵を受けることができます。(*^_^*)
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6月の患者さんは家族以外、
全員新規の方でした。
5月にこられたから6月もきてくれる
というわけにはいきませんでした。
新規の方がきてくださったので、
うれしくも思いました。
独立開業してみて思うのは、
ちょっとしたことがうれしかったり、
反省したりと
雇われでいたころとは感覚が全然違うことですね。

 

私は、独立開業のほうが
「仕事のやりがい」としてはだんぜん楽しいです。
しかしながら、
その楽しさに収入が全然ついていっていないのが現状ですね。。(;_;)

 

この収入のペースだと食べていけるようになるまで
1年~1年半とは言わず
もっとかかりそうなムンムン予感です。(;_;)/~~~

患者さんがどういうつながりで
この鍼灸院を知って
どういう症状でこられて、
どう鍼灸施術を続けられて、
どのように鍼灸人に来なくなるかなど
出来うる限りの患者さんの分析も
おいおいやっていけたらなと思っております。






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