福沢諭吉が按摩(あんま)の修行してたことがあるんだそう。
慶応義塾大学のもととなる慶応義塾の創設者。
福沢諭吉って結局なにした人なのだろうと、
ウィキペディアちらっと見たけど、
他にも知らないことがたくさんありそうだった。
画像ってGoogleフォトアプリで、明るさの調節やトリミングもできるんだな。
【今回読んだ本】まんがでわかる福沢諭吉「学問のすすめ」、読んだ感想。
【本】まんがでわかる福沢諭吉「学問のすすめ」
2016年9月16日初版
著者:齋藤孝
まんが:岩元健一
SBN-10: 4860638905
ISBN-13: 978-4860638900
・現代文にわかりやすく書いてるような、
「学問のすすめ」を読んでみたいと思っていたが
なかなか読み出せず、「まんがでわかる」ってなっていたので
図書館で借りました。
難しそうな本ってなかなか読んでも
読むに時間かかる割に内容も覚えてなかったり
よく解釈できないので、なるべく簡単な本を読むようにしています。
読んでみて面白かった。
【福沢諭吉】若いころ按摩の修行や医学を学んでた過去あり。
・「学問のすすめ」は、当時の日本人口3500万人で初編が22万部売れており、
160人に1人は買った。めっちゃ売れた本。
・福沢諭吉が蘭法医(オランダ流の医者)緒方洪庵の適塾で、(現在の大阪府)(wikiによるとのちの大阪大学らしい。)
生理学、医学、物理学、化学などを学んでいた。
・福沢諭吉は、若い頃、内職として按摩(あんま)の修行をしていたんだって。
1853(嘉永6)年18歳
武芸は居合い抜きを修め、また按摩を修行するなどもした。
(P163引用)
(※ウィキペディアをさらっと見てみたがウィキにはとくに載ってなかったです。)
・実学を推奨していた。(実際の生活に役立つ、科学的実証的な学問)
【内容】いいこと言ってるけど、けっこう手厳しいこと言ってる。
◆原文は、昔の言葉でかかれているで読み理解するのが難しいと思う。
以下は本に書いてあった解説文などなので、原文に書いてないこともあるかも。
”・勉強に決まった型などありません。
・実用性のない学問は後回しにして、一生懸命やるべきは、生活に役に立つ実学である。
・結局、世の中の変化とはいきものであって、事前にその動きを知ることは簡単ではない。”
(P41抜粋)
”人の地位や財産は、その人の働き次第で決まるという厳しい競争原理を説いたのです。
当時は鎖国が説かれたばかりで、どんどん交流しなければならず、
日本人は新しいアイデンティティーを持つ必要性に迫られたのです。”
(P65抜粋)
・驕り(おごり)と勇敢さ、粗野お率直さなど、人の長短は表裏一体となっています。
ただし、人を羨む(うらやむ)ということは欠点でしかありません。
(P89引用)
・自由と我儘(わがまま)の境目は、他人を害することをするかしないかにある
・人と交際しようと思えば、ただ旧友との付き合いを忘れないだけでなく、
さらに新しい友人を求めなくてはならない。
・これまでと同じ交友関係の中でだけ人付き合いをしていてはたいした変化は生まれません。
(P90抜粋)
・しっかりした学問をした、物事をよく知っている人は、社会的地位が高く豊かにな人になり、学ばない人は貧乏で地位の低い人になる
(P112引用)
・信じることには偽りが多く、疑うことには真理が多い
(P113引用)
・マイホームを持ち、守るものがあれば、
並み以上の働きをした立派な人のように言われるが、
この人はただ蟻の弟子というくらいのものだ。
生涯やったことも、蟻を超えることができない
・この文章は、福沢諭吉が故郷の友人に送ったもので、
「ただ働いてしぬだけの蟻のような一生を送るな」という意味です。
(P114引用)
・他人の働きに口を出そうとするならば、試しに自分をその働きの立場において、そこで反省してみなければいけない。
あるいはまったく職業が違って、その立場になれない、とういうのであれば、その働きの難しさと重要さを考えればよい
(P136引用)
・福沢諭吉は、なりゆきで仲良くなった人でなく、夢や目的でつながっている人を友と呼ぼうと言っています。
(P138引用)
・独立とは、自分の身を自分で支配して、他人に依存する心がないことを言う
・独立に気概がないものは、必ず人に頼ることになる。
人に頼る者は、必ず人を恐れるようになる。
人を恐れるものは必ずその人間に諛う(へつらう)ようになる
(P160抜粋)
気概(きがい)・・・・困難にも屈しない強い意気。(Google調べ)
諛う(へつらう)・・・・人の気に入るようにふるまう。またはお世辞を言う。こびる。(Google調べ)
・常に人を恐れ諛う(へつらう)者は、だんだんとそれに慣れ、面の皮だけが厚くなり、
恥じるべきことを恥じず、言うべきことを言わず、
人を見れば卑屈になるばかり
(P161引用)
【まとめ】
福沢諭吉の生い立ちなどと「学問ノススメ」の内容とからめた本なので、
「学問ノススメ」に載っていること以外の情報もこの本には書かれているのかも、
だから直の内容でなく、著者によって咀嚼された内容となってるかもしれん。
内容は面白かったので、
機会がったらもう少し文字の多い「学問のすすめ」読んでみたいと思う。

新渡戸稲造の「武士道」もおすすめ。
日本円の札になるだけの内容ではあるのかもと思いました。
☆彡☆彡☆彡
☆彡おわり☆彡
☆彡☆彡☆彡
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