【私の要約】与沢翼スーパーフリーエージェントスタイル【心に残った読みどこ ろ】

2019年6月5日水曜日

はり灸等の本紹介(ジャンル色々)

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与沢翼氏、個人的には、どこか怪しいのだけどどうにも催眠術のような分かりやすく魅力的なトークをされる方だと思っている。

その辺の根底部分が垣間見られるようなことが書かれており面白かった。

 

読みどころは、第一章とP188「プレゼンテーションで相手を魅了する」というところや、動画や商談などでは徹底的に無駄な言葉をはぶいて効果的な言葉を選ぶといったふしがかかれておりその辺は面白かった。

 

終板、与沢ファンドがうんぬんとか国民全員を幸せにする会社を作るとか書かれていてちょっと読むのがしんどかったが。

 

ということで、書いていきます。

 

【私なりの要約】与沢翼スーパーフリーエージェントスタイル【心に残った読みどころ】

 

20190602与沢翼フリーエージェントスタイル本画像です

【著書タイトル】スーパー フリーエージェント スタイル 21世紀型ビジネスの成功条件 (角川フォレスタ)

【著者】与沢 翼(よざわ つばさ)

ISBN-10: 4046537981

ISBN-13: 978-4046537980

2012年9月25日初版

 

【感想】スーパー フリーエージェント スタイル与沢翼→第1章だけ読めば十分かも。 

 

与沢翼氏の初期のころに出版された本です。この後に出された「秒速で1億円稼ぐ条件」ってほんでこの本が紹介されれていたので気になって読んでみました。

昔に書かれた本で、本の後半には日本を救う会社を作るぞって感じの事や与沢ファンドなる、金をあずけたら投資で金がうんぬんという事業の計画についても書いてある現在はどうなってるのだろう?現在はドバイだったか海外生活されて投資家として暮らしており、会社もしてるのかは私はよく知りません。

結局、成功者であろうと人の言うことって、ごもっとものように見えるけど先々なんて誰も分からない。過去の著書と現在を照らし合わせると何となくそういう感想をいだきました。

今回読んだ著書「スーパー フリーエージェント スタイル 21世紀型ビジネスの成功条件」は、第1章が一番面白く、終盤は将来の構想(おそらく著者自身、現在とは違う構想)だったり当時の事業の宣伝も兼ねて書かれていると思う。第1章だけ読んでみるのもありだと思う。

昔出された本なのに現在を言い当ててる?現在にも通用する事柄ではないかなと思った。

2012年9月諸般の本を、2019年の現在読むにあたって終盤は、著者の現在と本書の構造のズレを感じるので読むのがしんどかった。

とはいえ、一通り読んでみると、ただただネオヒルズ族としていたのではなくメディア露出も計画の上。どうやって計画的に「与沢翼」という本人をブランドにしてどう世間にアピールしていったかとか分かる気がする。

与沢翼氏の音声がyoutubeに転がっているが、人を引き付ける話し方がすごいうまいし相手にわかりやすい話し方をしている。その辺についての訳というか話や文章の構造、相手に話す言葉の使い方など、そのへんの技術の根本のようなものが本書には垣間見られた気がする。

 

【私の要約】スーパー フリーエージェント スタイル与沢翼【心に残ったポイント】

※私が本を読んで感じたことなので少し著書の解釈が違うことも多々あるかもしれません。

・10億人ユーザーのいるフェイスブックは、10億人のサービス販売促進者を雇っているとも見かたができる。

 

P19~

21世紀型ビジネスの成功条件は何か?

  1. 国民扇動力(国民の力をどれだけ借りれるか)
  2. 在庫不保持
  3. 社内労働力の極小化
  4. 経営者と社員が自由であること
  5. ビジネスの仕組みにレバレッジが効いてること

(P19,20引用)

在庫が多くあると失敗につながりやすい。商品にも旬があり賞味期限のようなもので刻一刻と価値が減っていく。もしこれが、アーティストのダウンロード商品ならば在庫は抱えなくて済む。

レバレッジ、1通のメールで20万人にセールスをかけられる。実際、人間対人間での営業では20万人に営業をかけるのは無理だ。

 

「21世紀は知識産業になる。これからわしが生まれ変わったら、知識産業をやる」(P25引用)

上記引用は、藤田田氏が、亡くなる直前に行った有名な言葉なのだそう。

 

ダニエル・ピンクも、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』(三笠書房)の中で、21世紀はクリエイティブビジネスが社会の主流となり、クリエイターの時代になると述べている。(P25引用)

 

これから伸びるのは、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力や、一見バラバラな概念を組み合わせて新しい構想を生み出す柔軟な頭脳を持つ、直観に訴えかけられる人や企業だ。(P26引用)

 

ピンクは著書の中で、ハイ・コンセプト力を身につけるために次の6つを大切にせよと述べている。

  • 機能だけでなくデザイン
  • 議論よりは物語
  • 個別よりも全体のシンフォニー
  • 論理ではなく共感
  • まじめだけではなく遊び心
  • モノよりも生きがい

(P26引用)

P27~

個人の最大の武器は、知識と情報とアイデア。アイデアと自分の名前を融合させる。

 

集約はSNSなどのネットで簡易になってきた。電子書籍や動画などで基盤を作れる。

 

P29~

与沢翼氏が思うフリーエージェントに共通する重要な定義3つ

  1. 組織に縛られていないこと。
  2. 好きな仕事だけをやっていること。
  3. 学ぶことに意欲的であること。

(P29抜粋)

P30>

スーパーフリーエージェントスタイルとは何か?

  1. 24時間365日稼働する仕事を持っている
  2. 無限供給(決められた個数の販売でなく、すべてのニーズに無限に応える)
  3. 無限商圏(渋谷、六本木など地域に制限されず、日本全体、全世界を商圏とする)
  4. 在庫マッチ(在庫を持たない。ニーズの量に合わせて最適供給できる)
  5. システムとネットワークを駆使することで、個人のパワーにレバレッジをかける
  6. 粗利が高い商品を作ること

(P30,P31引用)

他者から出資を受けない方がいい。責任が重くなる。

 

会社の看板をメインで勝負するのでなく、自分の名前で勝負する。個人をブランディングしていく必要がある。自分の名前を売ることはとても大事。

3ヵ月に1回は自分を変えることをする。メッセージ性も重要で、ただ美人だけでは、ブランドの核にならない。美人はあくまでも+アルファの部分。かわいいだけのタレントが売れないのはそこに理由がある。

ブログの発信でもいいメッセージ性のあるものを書く。それには必ず継続しないといけない。単発だと意味がない。とはいえ、「~しなきゃ」「何とか頑張らないと、、、」っていう義務感でブログ更新などしても絶対に成功しない。

 

 

P37>

そもそも人口の少ない日本で、価値観が多用する中、地域の人間だけを相手に大きく儲けるのは困難だ。(P37引用)

収益を増やしたいのなら、粗利の低いビジネスは選んではいけない。

 

思考停止してるのはよくない。なぜこの店は儲かっているのか?自分だったらどうすべきか、売り上げをあげるためには何をすべきか。「why」「how」を常に考える。PV1000ブログならPV10000にするにはどうすればいいか、10,15案を出してみる。

優先順位の高い方からして、実際は上位1~3位を行えばよい。さらには、AとBを比較してどこが違いどこが同じか考える等。

 

みんなが「これは正しい」と認めたとき、そのビジネスはもはや陳腐化している。(P60引用)

 

きれいな花を求めて大勢が山に行くのなら、みんながいかない道から行ったほうがいい。(P61引用)

・ビジネスは今あるものから組み合わせて行うのは鉄則。

 

・読者は何を思い、何に悩み困っているか。それに合わせた商品を作る。

コンセプトやメッセージは自分からひねり出す。そのほうが当たったときは大きい。当てるのは難しい。

商談や動画を取るときは意味のなさない文脈は口にせずコンセプトのある言葉を使う。「つまらないことは話さない」ということを徹底し無駄をなくす話し方をする。

空いてるポジションを探す。与沢翼氏としては、本音を言うことのポジションを見つけた。

フェイスブックのクローズドの世界だけ派手な生活ぶりを見せるのはとどめていた。ブログでは一切公開していなかった。

事業でしていたアフィリエイトでは、作成者に会いに行き商品や将来性にまつわるインタビューをしてページを作った。業界で流行ってる人が当時いなかった。情報プログラムはそれほど簡単には売れない。

グリーやモバゲーは少額決済のつみかさね3000円のTシャツならセールスかけなくても売れる。少額なら営業をそこまでかけなくてもよく、初心者だからこそ少額決済にこだわるべきで、高額商品をあつかう力がついてくる。

小売業は初心者ができるほどやさしい世界ではない。初心者がしてもうまく行くわけがない。

 

P165>

素晴らしい人材の見分け方

  1. 面接で大言壮語を吐く人間は要注意。
  2. 誠実さに欠ける人間は礼儀を知らない。
  3. ”謙虚にして主張を忘れず”という姿勢をアピールできるか否か。

(P165,P166抜粋)

・雰囲気に好感を持てる人がいい。嫌悪をいだく要素があると、取引先や仕事を失う可能性がある。

 

お金持ちは1000人に1人いるかどうかくらい。その一人は必ずビジネスを所有している。

P188「プレゼンテーションで相手を魅了する」ここの項目は興味深かった。

構造分析のポイントは、接続詞に着眼することだ。「しかし」がきたら続く文章は前後逆説になり、「だから」がくれば根拠のあとに帰結する。「なぜなら」のあとは結論があって根拠だ。(P189引用)

P263>本の最後のしめの言葉文章。

「ビジネスを通してパワーを手に入れ、日本国民全員を幸せにしたい」という自分の真の目的に気付いたのはほんの半年前なのだ。(P264引用)

かっこよく決めた言葉だけど、現在海外に住んでたりだった思うので、現在は方向性が違うような。。汗

 

どんな成功者であろうと数年後の考え・方向性は変わっててもおかしくないなと思わされた。

 

 

本書の中の文中に紹介されていた著者ホムペとブログ

↓↓↓

与沢翼氏のホームページ

http://yozawa-tsubasa.com/

与沢翼氏のブログ

http://yozawa-tsubasa.info/

↑↑↑

ホムペは2019年1月が最新記事となっていたが、有名人などの格言などを書かれてるようなので面白そうだった。

 

【私なりの本の評価】「スーパー フリーエージェント スタイル」

今回の本、「スーパー フリーエージェント スタイル 21世紀型ビジネスの成功条件」与沢翼(著)は、ブックオフで200円前後で売ってある。立ち読みで第1章全体あたりとP188「プレゼンテーションで相手を魅了する」を集中して読んでみるだけでも少し価値があるかも。

他の与沢翼氏の本も読んだことあるがそれよりも初期のころの著作で力が入ってる気がする。100円、200円ならば買ってもいいかも?って感じです。もう古い本なので1000円以上だったら買いません。私は図書館で借りましたが。

 

記事中にも書かれている、与沢翼氏も読んだ本、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』-ダニエル・ピンク(著)大前研一(翻訳)にも興味を持ちました。2006年5月発売の本のようです。

 






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