映画【ウルフ・オブ・ウォールストリート】でレオナルド・ディカプリオが演じた主役のモデルになった人物の本です。(ちなみに映画興行収入3.92憶ドルの大ヒット作)
映画は要約すると、どんなクソ株でも神がかった電話の営業トークで売りさばき何十億と稼ぐ大金持ちになった男の半生が描かれています。逮捕もされたりとダークな話。
初盤から結構、過激で表現がえぐいので家族で見るような映画ではないですね・・。でもすごい面白かったです。
映画を知ってから、映画【ウルフ・オブ・ウォールストリート】の主役のジョーダン・ベルフォート本人の本を知り読んでみました!
【ざっくり紹介】ウォール街の狼が明かす ヤバすぎる成功法則【著者】ジョーダン・ベルフォート
本タイトル「ヤバすぎる成功法則」と、なんとも面白くなさそうな本のタイトルと表紙ですが、中身は、
映画【ウルフ・オブ・ウォールストリート】でレオナルド・ディカプリオが演じた主役のモデルになった人物「ジョーダン・ベルフォート」の営業方法・セールストークの方法に関する本です。
映画を見たら絶対、この本見て見たいと思うはず。
映画はこれ。過激ですが、めっちゃ面白いです。
【ざっくり簡単な内容】ウォール街の狼が明かす ヤバすぎる成功法則【著者】ジョーダン・ベルフォート
・本の簡単な内容としては、買おうか迷ってる人を買わせるための営業技術であって、買う気のない人を買わせるセールストーク・営業手法ではない。
・しっかり自分自身も商品や優れてる点デメリットなど商品について知り尽くしていること。業界の中で優れた人物であること。商品自体も魅力で信用できる会社の物を売ること。
・相手に買って損するような商品を売りつけるような精神ではいけない。誠意をもって相手と接し、継続して客になるような大口の客に関しては相手の趣味などいろいろなことを把握して、場合によっては贈り物をする。
自分の読んだ感覚としては、こういった印象を受けました。
結局、相手が買おうかどうか迷ってる物。つまりそれなりに優れた商品。
そして売り手側もその業界についてはそれなりの実力者であること。
もし、従業員であるならその会社自体もしっかりした会社であること。
が条件のように読んでて思えました。
個人的には「だったら売れるの当たり前では??」とか、「そういう人ならこういう本読まなくてもすでにセールスあげてるだろ」って思っちゃいました。
映画や著書では、なにも無知識の人がこのセールス方法で、トップセールスマンになれる!って感じのメッセージを少し印象付けていますが、読み進めるにつれて、その業界での基本的な実力やその商品についての熟知が必要ってのが分かってきます。
しかし、基本的な内容だからこそ?見落としている点もある気がしました。
【印象的だったポイント!】ウォール街の狼が明かす ヤバすぎる成功法則【著者】ジョーダン・ベルフォート
(著者は、お金持ちセレブ層を相手にセールスしている面もあります。セレブ層でなくても当てはまる内容です。)
◆身なりは清潔奇麗して。お金持ちになりたければ、お金持ちであるような、いい服装を身につけて営業しろ。って所、これ確かに、一般的な服装や服装や髪形が乱れているとちょっと買う気になれないかも。
これってセールスでなくても私生活でもそうかもって思えました。人の信用にかかわる。
↓
◆これには、人って合って1秒も満たないうちにこの人が信用あるかどうかっていうのを判断してる。その時点でもうすでに買わない人は買わないと決めている。だから、はじめの見た目はすごい大事だと。
◆この本の主軸は【ストレートライン・システム】というこの著者が考えた営業方法です。それは3つの軸からならり、声のトーン・体の動きジェスチャー・営業トーク。本の内容は主にこの3つのことが解説されています。
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声のトーン(4割くらい)と体のジェスチャー(4割くらい)が、8割9割大事で、営業トークは1割程度。言葉は間違っていたとしても信用されていれば大丈夫。
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・声のトーンはその場その場で、抑揚を変えること。この辺はどういうときにどう声色を変えるかってのが本に書かれています。読んでみるとごく当たり前かな?って印象も受けますが、でもそうしたほうがいいのだなって思わされます。
・体のジェスチャーは、ミラーリング、相手の体の動きをまねる手法です。もちろん、すぐに真似ると馬鹿にされてるのかと思われるので、時間をずらすこと。
・営業トークについては、それほど大事な扱いになってませんが、セースルトークについて台本を書いて何回も練習しろと。動画に撮ったり知人に見てもらってダメな部分を変えて。そのトークも2,3パターンはもっておけと。実際、セールスを行った時に成功したセースルトークを使うようにして、ダメなのは改めなおす。そうしてどんどん精度をあげてゆけと。
つまり、1割程度しか営業トークは重用でないといっても、かなり頑張らないといけないわけで、声や体の動きはもっと頑張れと。安易なようで全然安易ではない。汗汗
営業をかける数は、じょうご型戦略みたいので、例えば、1000件営業をかけて2件成約される商品ならば、月目標などを立てて、目標数字から営業する件数を決定するという事。上に書いた営業トークの重要性に関する考えと少し似た印象を受けた。
たしかに理になかった考え方だ。
実際するとなるとかなりハード。
やっぱり金持ちになる人は普通の人よりもガッツリ働いてるから金持ちなのだなと思わされました。汗汗
この本を読んで、相手が買わない人だとか判断できた場合、粘らなくてよくて、別の人に営業に行けって印象がありました。
【感想】ウォール街の狼が明かす ヤバすぎる成功法則【著者】ジョーダン・ベルフォート
映画内でのレオバルド・ディカプリオの営業トークはジョーダン・ベルフォートがセリフを考えて実際何回も練習させて完成させたものなのだそう。
私は吹き替え版を見たのだけど、吹き替え版の日本語のセースルトークもけっこう興味を惹かれるものがありました。
ジョーダン・ベルフォートの考えた【ストレートライン・システム】という営業手法。あっと思うほどの手法ではなかったですが、とても基本的なことが書かれている気がしました。
私たちが分かっているつもりで、断片的に見落としてそうなことが書いてあるような気がしました。
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