【要約】ノマドワーカーという生き方(プロブロガーの本)【心に残った点】

2019年6月20日木曜日

はり灸等の本紹介(ジャンル色々)

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月間160万PVを誇るブログ「No Second Life」主宰。立花岳志の本です。

全面的に面白く読めたのですが、読みどころは第5章「今日から発信できる『個人情報発信』のススメ」のところあたりは面白かった。

2章から3章が自伝的な文章が主で14,5章が持ち物紹介やブロガーをするにあたっての心構え。第1章はプロブロガー1日の行動を具体的に上げています。

今回も、ちょい要約、感想、心に残った点の引用抜粋など書いていきます。

【感想・ちょっと要約】ノマドワーカーという生き方(立花岳志)

20190619ノマドワーカーという生き方立花本の表紙画像

【本タイトル】ノマドワーカーという生き方<場所を選ばず雇われないで働く人の戦略と習慣>

【著者】立花岳志(プロブロガー「No second life」管理人)

ISBN-10: 4492044620

ISBN-13: 978-4492044629

 

働きながらブログを書いていて40歳くらいからブログだけで食っていこうと会社を退職。そうしてプロブロガーになった。という本だけど、気をつけないといけないのは、著者自身はすぐれた人間だという事。

その主なものは、

  1. ブログ自身やネットの日記などは、ブログという言葉がある?普及する?前から趣味でされていた方。であること
  2. 趣味ブログの時点でオフ会会社胃の主催などをしており行動が軽快・アクティブな人
  3. 会社で次期社長にまで行けるくらいの仕事が出来ていた方

それなりの「もともとのブログの下地的なもの、オフ会などの行動力、仕事ができる人間」ということだ。(とはいえ、ブロガーとしてはじめたブログは初めスタート直後1日30PV程度だった)さらにプロブロガーになるにあたって自分なりに戦略や計画をねって挑んだと。

(著書内にも他者コメントとして書かれているが、スタート直後に30PVもあればすごいとは思いますが。)

おそらくこの人は、ブログで失敗したら次はこうしようみたいな戦略もあったのではないかなと思う。

 

ブログ集客としての戦略は、FBやツイッターからのソーシャルメディアやリアルであってのブロガーのオフ会のようだ。本名や顔を出してネットとリアルを融合させている感じ。

 

”月間160万PVを誇るブログ”表記のカラクリ

私は結構面白く読めた。プロブロガー立花岳志氏の本、著者のブログ「No Second Life」というブログが月間160万PVアクセスがあるそう。

本のプロフのところには、”月間160万PVを誇るブログ”として書かれていますが、この160万PVはあくまでもMAX値であることが著書内に書いてある。

 

PV数に関して著者の考えとしてはおそらく、

著書内にはある程度のPVがあればそれ以上のPVはこういう自己PRの時に「月間160万PV」相手に伝わりやすいPRとして使える。って感じでPV数はあまり関係ない。というか、PVは時にばずったりで上がり下がりがあって、そこまで気にするほどではないって感じを著書内の文章的に察しました。

バズるという行為もまったく自分たちで操作出来たり予測できるものではないそうだ。

【心に残った点】ノマドワーカーという生き方(立花岳志)

(※私の読んだ解釈なので著書と内容が少し変わっているかもです。)

 

読んだ限りでは、もともとのスペックが本人として高い人物だったように思えるが、

家が東京のいい土地?にあって、バブルの時期に祖母(当時、家族は祖母と同居)が家を改装したらバブル崩壊で家の借金だけが残り家も出ていくことになるという。数千万の借金を母が払っていたその借金を最終的には著者の立花氏が受け持ちことになる。という、かなりゾッとする立場。

そんななか40歳で会社(社内のNO2的ポジション)を辞めてプロブロガーを目指すというのがだからかなりぶっ飛んでいる。

(借金払い終わったとか著書にも書いてないので、この執筆時にはまだ返せてないのかなと思える。)

 

1番心に残った点は、

重要な何かをやるなら「今までしていた何かを辞める」を決めないといけない。

 

 

次は、

ブロガーとして生きていくのならブログを仕事のように書き続けないといけない。今日はしんどいからとかでなく、仕事はしないとならないから仕事のようにこなしていく。ということ。

◆ダイエットがうまく行かなかった原因は、走行距離や体重の記録をしっかりとってなかったことと、仲間がいなかったせい

 

当時としてもブロガーは後発組だった。とにかく更新数は上げることが最短時間で一定以上の読者をもつ戦略を立てていた。

 

分野は1分野にしぼらずに3~4分野扱ってみる。

 

自分のブランドを構築する。

 

ブログの広告収入のために文章を書くのでなく、結果として収益が付いてくるような文章を書くということ。

 

ビジネス書は1500円程度だがこの知識を活かせば1500円以上の利益が返ってくる。

 

なりたい自分が何なのか考える。

 

◆会社員の時はアルファベットで本名を名乗っていた。会社に迷惑がかかるといけないので。ブロガーになってから顔出しと本名(漢字)を使うようになった。勇気のいる決断であったが、本気で活動していこうと考えたときに、決意表明としてとても意味のあることだったと思っています。

 

「今独立しなければ、一生独立できないだろう」

40歳で資産もなくむしろ実家の借金を抱え、手に職もない状態での決断です。多くの人は「無謀だ」「バカだ」と考えるでしょう。僕も「ホントに大丈夫か?」と何度も自分に問いかけました。

このまま会社に留まって「やりたいことが一生できなかった人間」として生きるのではなく、千載一遇のチャンスにめがけて突進していった男として生きていきたい。

P82~83抜粋

 

ライティングの仕事は、記事の請負でブログの媒体を使った広告・宣伝活動になり、それはブロガーとは言えないと著者は思っている。

 

P88、89>プロブロガーになるにあたって著者がたどりついた答え、

「人の役に立つことを書く」

「嘘は書かない」

「宣伝をしない」

「魅力的な文章を書きたくさんの人とに読んでもらえるようになる」

ということです。

(P89引用)

 

P132あたり>5年後の自分の目標設定の仕方。これはけっこう興味深かった。

6本柱で人生5年後を考えていく、

仕事、家庭、教養、財産、趣味、健康

 

 

P142>ブログを書いていると一番の大敵は「気分」ということに気づかされる。

どうやら「やりたくない」という気分は、体調が大きく作用していることに気付き始めてくる。

睡眠はしっかりとる。

 

P156>

[sleep cycle alarm clock]というアプリは、就寝時刻、起床時刻の他に「眠りの深さ」も記録してくれる。

 

ブログの他にライフログとしてあった人物の写真や言った風景、2週間に1度程度、体調管理ダイエットのための自分自身の裸の自分の姿を写真にとっている。これらは、他人に公開せずに自分だけが見れる状態。

 

P206>タグクラウド、個別の記事ごとにタグを埋め込んでおくと、ブログ全体でどのキーワードが一番多く使われているか分かる。多く使われてるキーワードほど大きな文字で表示されるしくみ。

動画はサーバースペース圧迫するのでyoutubeにUPで自分のブログに埋め込むのが一般的。

 

P217>

たとえば僕を例にすれば、「人生を劇的に変化させる」ことをミッションとしていたので、ブログに対する優先順位は「最高」にしました。

「最高」の優先順位とは、僕の中では当時勤めていた会社での仕事と同等ということです。

最高の優先順位のタスクが日常に入り込んでくるとどうなるかというと、仕事と同等なわけですから、夜眠くても面倒でも書く。見たいテレビがあっても我慢する、など、他の日常の「やりたい」「いきたい」よりもブログを優先する必要が生じます。(P217引用)

 

下書きで保存せずにかけた分だけアップしていったほうが良い。文章がうまく行ってないと思っても人には文章は伝わっている。

 

P245あとがき>

ノマドワークは一部のお金持ちや成功者だけに許されたものではなく、普通のサラリーマンだった人にも有効な働き方であるというのを知ってほしい。

 

【考察】ノマドワーカーという生き方(立花岳志)

ノマドワークって、やっぱりそれなりに大変。

戦略やある程度の何がしかの実力がためされる。という感じがした。

 

5年後の目標設定の仕方とか、独立しないままの人生おくってもいいのだろうかとの自問自答あたりが心に残った。なぜ5年後の目標設定が必要なのかというとブログを書いてるとどう進んでいいのか見失ってくるから。その辺のくだりも何となく理解できた。

 

話は少しずれるが、、、

この本を読んでて少し頭によぎった。

 

私は鍼灸院を開業して失敗し廃業したけれど、

独立したいのに独立せずに従業員のままでいる人って本当にそれでいいのか?って思えてしまう。

 






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