【オフレコ】施術者が風邪をひいた場合

2015年3月15日日曜日

【鍼灸院の運営・業務の流れ】関連

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今回は、オフレコ。ここだけの話にしておいて欲しい。
施術者として健康管理は大切で、
特に独立開業(個人事業)してる場合は、
自分一人がその鍼灸院の従業員といった形になる場合が多い。
自分一人が風邪をひいてしまった等の体調不良で
鍼灸院を休業せねばならぬとなると収入に響く。
あとは、
日頃、鍼灸のPRとして患者さんに
「鍼灸は、腰が痛かったり膝が痛かったり以外にも、頭痛や胃腸の関係、風邪にも効果があるんですよ!」
って運動器系の疼痛症状以外にも鍼灸は効くんだよって
治療効果のアピールしたりすると思うんです。(私はしていました。)

となると、下手に風邪をひけなくなるのです。
インフルエンザなら人に感染しやすいので休むべきですが、
ちょっと風邪をひいた・風邪気味くらいでは実質休めない。

でも、患者さんに風邪気味とか
治療中にゴホゴホと咳ばかりして風邪をひいてるとバレて、
もし、高齢者などの患者さんが治療院にいった次の日、高熱が出る風邪をひいいてしまった。
この場合、患者さんは(あーあの治療院で風邪をうつされたんだ・・。あそこの先生、ゴホゴホいってたもんなぁ・・・。)

となるわけです。こうなると印象が悪い。

鍼灸も風邪で治る、鍼灸は未病治の治療が出来るって言ってるわりに
自分が風邪を引いてたら、なんか説得力がうすくなってしまう。
なので、風邪をひかないように日頃から体調管理に注意しておくことはもちろん。

もしちょっと風邪気味っぽいかもと思ったら早めに何らかの対処を行っておくべきじゃないでしょうか。
鍼灸師だから、鍼灸のみで風邪もなおさなきゃ。
と言ってる場合ではないと思うのです。
風邪引いたら病院行って薬もらってもいいと思います。
(自分の鍼灸院の患者さんにあいにくいようなちょっとはなれた病院に行けばいいのです。)
ドラッグストアにある風邪薬よりやはりお医者様に診察受けて処方してもらった薬の方が効きが断然早い。
ドラッグストアにある風邪薬なども手元には持っておいたほうがよいでしょう。
私なりによく風邪をひきやすいので(←おいおい。^^;)体感としてですが。

(※イメージ図)

葛根湯液の図

液状の葛根湯は、風邪の初期症状・風邪引きそうだな・風邪気味かも?って思った時には、
効果がある気がします。
市販の風邪薬のように眠くならないっていうのがいいです。
葛根湯の粉上(顆粒)のものもあります。(本来は葛根”湯”、湯液なので液体である必要があるお思うのですが。)
葛根湯の顆粒でも効かないということはないです。
★葛根湯の液状タイプも顆粒タイプもドラッグストアに安くで売ってあります。
人間なので、風邪をひいたりしますし、
本来風邪を引いたら患者さんに移してはいけないので
医療の仕事をしているのならなおさら休むべきという意見もあるかもしれないですが、
鍼灸治療院の独立開業をした場合、
自分の治療院の運営にかかわってくることなので
ちょっとした風邪くらいで休めないというのが、現状。リアルではないでしょうか?
高齢者の患者さんの場合、施術者が「ちょっと私風邪をひきまして。えへへ。」と普通に話しても、
風邪をひいている人と接したということで、
風邪っぽくなってきた。うつされたのかも。
わー風邪をうつされた。身体がダルイ。もうあそこには行かない(たのまない)!
って、なるパターンもあると思うのです。

風邪をひいてる場合は、
患者さんにいかにばれないように気づかれないように普段通りするか
っていうスキルも必要だと思うのです。

 

こういうことをおおっぴらに書く人はあまりいないかもしれません。
自分の治療院のホームページに私は風邪引いた時は我慢して患者さんにはばれない様にします。なんて、書きませんよね。
患者さんにお話しするときだって、
「私は風邪をほとんどひかないですね。」っていうべきですよね。






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