美容鍼灸について【内出血には注意】

2015年3月7日土曜日

【鍼灸院の運営・業務の流れ】関連

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たまにテレビで美容鍼灸とか取り上げられてて
テレビ見てたら一回の施術につき6,000円(関東や東京の都市部)とかとってたりしてて
金にもなるし美容にもいい世間からも注目されてるとなると
特に女性鍼灸師は、(美容鍼灸っていいなぁ)思うと思う。

私もいいなぁって思った。
だけど、美容鍼灸には気をつけないといけない事がある。

それは、鍼を指すことで起りえる「内出血」です。

美容目的ではないけど鍼灸院修行中に
例えば、顔面マヒや眼精疲労などの症状に鍼を置鍼したことは何回かあります。

そのとき女性患者さんから「顔に鍼してから化粧ののりが良くなりました。」との感想をいただいたのも確か。

 

しかし、
その何回かした時に、
内出血させたことがあります。

まぁ内出血は数日で消えるものなのですが、
美容鍼灸に来た人が、もし顔に内出血してしまったりすると
ただ数日間といえ、とても不快に思うはずです。

美容目的できたにもかかわらず
顔に内出血をつけられたのでは、施術受ける側もショックが大きい事でしょう。

人によっては「私の顔に傷を付けた!訴えてやる!!」なんて人もいるかも??

(そんな人と出会ったことないけど。)

美容鍼灸院としてやっていたのに、内出血させて利用者を帰しては、
たかが1回の内出血でも
その治療院の評判にもかかわりそうですよね。

なんでもそんなデメリットにビビっていてはいけないとも思うのですが、
美容鍼灸をやるにはそういったリスクを背負うことにもなると思うのです。

 

場合によっては、施術前に施術の内出血についての説明はもちろん
そういった事が起こった場合は、
「利用者側の責任」というような書類をかわした方が良いのかもしれません。

 

ちなみに私は顔の鍼施術でよく内出血させてしまっていた場所は、
太陽穴(奇穴)の周辺です。

内出血は鍼を切皮した時でなく
置鍼して10分15分あとに鍼を抜く時、内出血してました。

ぷくっと皮膚が膨れることもありました。

対処法としては、抜鍼した時に即行で抜いた場所を指腹でしばらく抑える。
10秒くらい。
それを行うことで内出血が抑えられます。

(他にもこういった緊急時の対処法を調べておいた方がいいです。)

だけど、それやっても100%ってわけでなくてやはり内出血させてしまいました。

内出血させてしまった場合、
患者さんに「内出血しましたがこれは数日でとれますので大丈夫です。」といったことを伝えといた方がいいでしょう。

 

なるべく、平然とサラッというのがコツです。

間違っても、
「あぁ~すいません。内出血させてしまいました。汗汗汗」とは言わない事。

 

患者さんが心配や施術者の腕に不信感を感じさせてしまいます。

修業中の院長がい言うには、
鍼の刺し方や抜き方が悪いとのことだったのですが。
私はどううまくやっても内出血はする時はすると思っています。

 

テレビで見る美容鍼の中には、
「何本針刺してんじゃい」と思えるものチラホラ。

(確かに美容鍼は置鍼する場合たくさん鍼を使用するのも確か。)

 

パッと見100本くらい刺してないか?って。
施術者それぞれの施術法があるので何とも言えないですが。

 

事情としては、本来はもうちょっと鍼の数減らしてもいいのだけど
顔に置鍼するのに1本○○円とかの料金の取り方してるとこもあるようなので
刺せば刺すほど儲け。っていう裏事情もあるでしょうね。

でも効果があるのだから
そうやって流行ったり高い料金がとれたりする
というのもあるのでしょう。

顔の血管や筋肉の勉強が必要です。






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