【途中まで読んだ本】全面改訂第二版 低体温症と凍傷

2018年12月23日日曜日

はり灸等の本紹介(ジャンル色々)

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読んだ本「低体温症と凍傷」の情報

【タイトル】低体温症と凍傷
ゴードン・G. ギースブレヒト (著), ジェームズ・A. ウィルカースン (著), Gordon G. Giesbrecht (原著), James A. Wilkerson (原著)
翻訳者:栗栖 茜
2014年9月20日初版

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凍傷と低体温症の本の表紙画像

 

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いつも読んでる本は、

フセンなどを貼って改めて読みなおしたり

気になった部分はメモしたりしてる。(画像参照)

 

 

体温についての本を読んでみたく探したのだけど、

凍傷の関係の本しか目につかなくて

図書館で借りてみました。

 

第1章 「人間の体温とそのコントロール」

の部分までしか読めませんでした。

また図書館で借りようと思います。

 

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以下は、気になった部分のまとめ。というかメモ。

自分なりのまとめなので解釈の間違いなどあるかもなので

自己責任で。

事実は、本で確かめた方がいいです。。

 

 

200年くらいの間、凍傷の治療は凍傷におちいった組織をゆっくりと溶かすやり方が標準であったが

その結果は思わしくなかった。

そこからウイリアム・J・ミルズ・シニア医師がほぼ独学で凍傷のゆっくり溶かすやり方から温水中での急速加温に改めた。

そこからさらに、研究がすすめられていったようです。

 

 

ある時、学生が湖の上の氷の上ではしゃぎ、

数名の生徒が割れた氷水の中に入ってしまう。

助かった人もいるが、

それを救助しようとした大人も含めて亡くなった人が数名出た。

4因は低体温症だと思われたが、

低体温症ではなかった。

病院に付いたときの体温は正常。

過呼吸が長く続いたためにアルカローシスになり、

手足のしびれを訴えていたとカルテに記載されていた。

 

湖の中で、

パニックになり呼吸のコントロールを失い過呼吸になり水を飲んでしまったり、

冷たい水の中で暴れまわり体の自由が利かなくなって1,2分のうちに溺れてしまった可能性がある。

 

落ち着いてしっかり呼吸をし、氷の端に腕を置いて静かにしていれば助かった可能性がある。

 

アルカローシス・・・・血液のphがアルカリ性に傾いた状態。過呼吸によりアルカローシスになることがある。

アシドーシス・・・・・血液のphが酸性に傾いた状態

 

人間の深部体温はほぼ37度に一定に保たれている。

恒温動物。

また、人間は温血補給類で、吸温動物とも分類される。

その理由は、体温の熱を一定に保つに必要な熱を代謝活動によって体内から作っているからだ。

この代謝活動は、筋肉の活動によってより高まる。

 

爬虫類や魚は、冷血動物で体温の変動は激しい。

体温の多くを外の環境から得ている。

 

 

深部体温の変動は、1日に0.7度から2.1度。

 

早朝の3時から5時の間が一番低い。

夕方に一番高くなる。

平均してその差は、男で1.5度、

女で1.2度。

女性は深部体温が排卵時に0.5度さらに高まる。

 

体を休めている時は、体の筋肉や内臓で特に肝臓の代謝反応で作られる熱は1時間で体重1kgあたり1kcal。

体温調節中枢の機能は、

脳やその他の中枢組織を循環している温度、

皮膚にある温度受容体からのインパルス

この2つの情報が暑いか寒いかを人体が判断している材料となっている。

 

寒い環境にいると、深部体温の熱を保つために

末端部の手足の血液の流量が減る。

これにともない、手足は冷えていく。

そうすることで手足からの熱が奪われることもふせいでいる。

動脈と静脈の間の動静脈吻合部は、指先の血流量を調節している。

 

熱の生産は筋肉活動しかない。

ホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンや他に甲状腺ホルモンを増加させると熱は上がるが、

ホルモンによって熱の産生される熱では体全体をあたためるには足りない。

 

 

寒い時の体の震えは、

10度の気温では深部温度をあげれる、

水温15度の水の中でも深部温度の低下を防ぐことができる。

 

水は空気よりも熱の伝導率が高い。

同じ温度では水は空気よりも25倍速いスピードで電動によって熱を体から奪う。

 

 

脂肪は絶縁体なので太っている人は痩せている人よりも熱のうばわれ方が緩やか。

 

 

ほかには、

体の小さい人は体の大きい人よりも表面積と体積の比が大きいので

熱のうばわれ方が早い。

平均的なサイズの成人よりも赤ちゃんや小柄な体の人の方が熱が奪われやすい。

 

 

 

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感想

 

内臓の活動や筋肉の活動により熱は作られているとなると、

やっぱり内臓は大事ってことと

内臓に栄養になる、内臓が反応するような食事も大事なのだろうなと。

あと筋肉もあったほうが体は熱を作る体になるのだなと

改めて思った。

 

呼吸によりアルカローシスになるのなら、

呼吸によって体内酸素量って変えられるものなのかな

つまりは呼吸だけでもある程度疲労は取れるのかもしれないとも思ったりした。

 

優しめの文章ではあったものの、

一般人向けとして読むにはは、ちょっと難しい内容。

もっと噛みくだいて書いてたらもっと読みやすいのになと思う。

 

おわり

 

 

 

 






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