【東洋医学(鍼灸)の基本的な本】図解十四経発揮 本間 祥白 (著)

2015年5月2日土曜日

はり灸等の本紹介(ジャンル色々)

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◆図解十四経発揮|本間 祥白 (著)

図解十四経発揮 本間 祥白 (著)画像

  • 単行本: 193ページ
  • 出版社: 医道の日本社 (1946/10)
  • ISBN-10: 475296001X
  • ISBN-13: 978-4752960010
  • 発売日: 1946/10
  • 商品パッケージの寸法: 20.8 x 15 x 2.2 cm

 

初版:昭和21年10月初版から増刷され続けている本。

経絡、経穴について簡単に?書いてあります。

簡単に書いてあるのだけど、東洋医学自体の用語が難解なので、

正直この本だけ読んでも、難しい。

この本を自分が理解できるように解読(勉強)して行けば、とてもよくまとまってる本だと思います。

 

◆この本、鍼灸学校卒業後すぐに就職した鍼灸院で勤務していた時に院長に是非、買うようにすすめられた本です。

 

◆「十四経発揮」とは、600年以上前、滑伯仁 先生によって作られた経絡・経穴の書です。

簡単に言うと、それを本間 祥白 先生が日本語の図解にした本ですね。

 

◆国家資格を迎えてる学生、鍼灸学生には不要です。

国家資格とってから買っておいて経絡・経穴を学ぶにはいいかも。

何度も言いますが、

もちろん漢文でなく日本語で書いてあり、

とても簡単によくまとまってる本だと思うのですが、

東洋医学おなじみの普段の生活では使わないような漢字がちらほらでてくるので、

この本だけでは解読不可能です。(少なくとも私は・・。わからないとこは飛ばして読んでも何となくは理解できます。本当になんとなく。。)

 

◆東洋医学に興味のある鍼灸師なら、この本もかなり長い期間売れ続けてる本なので持っててもいいでしょう。

しかし、ゴリゴリの東洋医学としての経絡・経穴の本なので、

東洋医学はあまり興味ない鍼灸師なら買う必要はないかもしれないです。

 

 

本の紹介は以上。

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話しはずれますが、

この本、「図解十四経発揮|本間祥白(著)」をこのブログに書こうと思い

久々引っ張り出しました。

鍼灸師が鍼灸の施術でなく、施術とは別のこういった学術的な頑張り方もできるんだなって思いました。(再確認というか。)

 

 

それと同時に

こういった私のブログも稚拙ながら施術とは別の、

新たなイノベーション(新しいとらえ方)であると思いました。

個人的には、鍼灸師も資格者が飽和してる状態ですし、

鍼灸の施術以外の新たな視点が必要な時代が来ていると思います。

 

それは出来れば、「整骨院に雇われる鍼灸師」とかではなく、(←これがいい悪いという事ではないです。)

それは出来れば、「鍼灸師(の資格取得者)」が主力(?)となれるような視点があればなぁって思います。

今後、

鍼灸師として生き残るにはこういったことが必要になってくると思います。

 






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