訪問で在宅ケアをおこなう業務経験のある、
鍼灸マッサージ師の方が書かれてる
訪問施術時の、在宅ケアの本です。
◆西村 久代, 杉光 弘幸 (著)鍼灸マッサージ師のための在宅ケア入門(1999年9月発売)
1999年9月発売なので、ちょっと古い本ですが、
内容は在宅ケアの方法が書いてあります。
本は薄めで写真もついて文章も丁寧で読みやすく分かりやすい。
パッと読んでみると、
勉強されている方によっては、
「何だこんなものか」こんなのはネットで調べたら分かる事じゃん って
思う内容かも知れませんが、
「在宅ケアって何だこんなものか」を案外知りません。
(私が鍼灸学生だったときにはこういう授業はありませんでした。)
すごい基本的なことが書かれていると思います。
かなりいい内容だと思うのに、
増刷されていないところが不思議。
この動画とかDVDとかあったらすごくいいのではないかと思います。
(ネットでググってみたら、
鍼灸マッサージ師である西村久代さんの
「解剖学的肢位理論に基づく在宅ケア実践テクニック 基礎編」(DVD:2007年12月発売)
「解剖学的肢位理論に基づく在宅ケア実践テクニック 臨床編」(DVD:2007年12月発売)
っていうのがあるようです。
気になる方はネット検索して下さい。
知りませんでした。私が勉強してないのがバレバレですね。汗)
書籍の方は、
古い本で珍しい本のせいなのか
中古本であるのに値段がほとんど下がってないか、
もしくは、つりあがってます。
もともとの定価は本体(3,600円+税)
2015年4月現在:3,680円~7,530円。(すべてネットで買える中古本)
内容は、
第1章:寝たきり者は鍼灸マッサージ師を待っている
第2章:保険を上手に活用する
第3章:在宅ケアを始めるに当たっての経営のノウハウ
第4章:在宅ケアの基本理念
第5章:関節拘縮と麻痺の基礎知識
第6章:在宅ケアの基本テクニック(1)~関節リラクゼーションテクニックの基本型~
第7章:在宅ケアの基本テクニック(2)~その他の在宅ケアテクニック~
注意としては、
「鍼」や「灸」をもちいて、このツボがいいですよっていうのは載ってないです。
すべて手技による在宅ケアの方法です。
関節拘縮の手技でのゆるめ方とか
ベッドから車イスの以上の仕方とかが書いてあります。
鍼灸専門学校卒業して、訪問鍼灸にたずさわる人は 持ってて損ないと思います。
(こちらの本がなくても、他にも似たような本はあるかもしれないので探してみてください。)
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