近年の鍼灸関係フランチャイズについて

2015年4月23日木曜日

鍼灸師Q&A

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近年の鍼灸関係のフランチャイズについて。

昔より鍼灸の求人数自体は増えた。

それは、訪問鍼灸や鍼灸整骨院のフランチャイズの進出が大きい。

 

(まだ、鍼灸専門学校や鍼灸大学の学生などで

鍼灸の求人をイマイチ見た事がない人は

ハローワークのインターネットのページから

鍼灸師の求人検索できるのでチェックしてください。)

 

10年ほど前は、鍼灸関係のフランチャイズという分野はあまりなかったように思う。

整骨院が鍼灸師の募集をかけているところは少しあった。

 

最近では、まったく他業種がフランチャイズ業者からノウハウを提供してもらい新規参入して、

訪問鍼灸や鍼灸整骨院を経営するところがかなり増えた。

 

私はしばらくフランチャイズの鍼灸院で雇われていました。

特定されると困るので勤続期間や場所、どこのフランチャイズかは言いません。

 

 

私が勤めていた先のフランチャイズ本部は

けっこうずさんでした。

いや、本当はフランチャイズとしては普通だったかもしれない。

フランチャイズ先の社長や総合責任者だって国家資格である鍼灸師の免許を持っていない人がやってるので、

鍼灸師と「フランチャイズ運営者」では、

「施術者」と「商売人」の溝があるように思えました。

 

 

鍼灸業のフランチャイズで学べる事は技術よりも、

「営業力」とか「押しの強さ」「売りこみ方」だと思います。

 

鍼灸の技術としては、ちょっと不明。

新卒でそこに就職するのはちょっとオススメ出来ないかもです。

私が所属していたフランチャイズ先は

グレーゾーン・グレーゾーンばかり突いているように思えて。

 

長年、鍼灸師業をしてきた私には、なんか「・・・・・・。」って感じでした。

それと同時に私は「商売っけ」が足りないのだな。

「押しが足りない」のだなという事にも気づきました。

 

 

全部のフランチャイズが悪いとはまったく言いません。

結局は、どこだって指導者の腕です。

無資格者が上に立ってる場合、施術がうまい下手うんぬんでなく「売上げ重視」ですね。

まぁ生きていくための職業なのですから、

「売上げは重視」しないといけないは確かです。

 

 

フランチャイズ先は給与や休日が割りと良かったりしますね。

給与がいいって事はその分以上は意地でも稼がないといけないってことです。

実は、フランチャイズで一番泣きを見るのは、

フランチャイズ本社から

フランチャイズシステムを買って鍼灸師を雇う社長さんです。

稼ぎがなくても会社は鍼灸師に給与を毎月払わないといけないので、

売上げが上がらないと社長さんが大変です。

 

 

ネットで見たところ、一見給与がいいように思えて、

こんないい会社ならボーナスなしなんてないだろうと勝手に思って入社したら、

賞与(ボーナス)がもともとなかったり。

「歩合給あり」ってなっておきながら売上げ月70万以上だしたら、

そこから歩合給が発生する仕組みだとか。(月70万1人で売りあげる事なんてまず出来ないと思った方がいいです。)

そういったところもあるようです。

 

建設業や飲食業などの社長さんが新規事業として参入して、

鍼灸業に出資して鍼灸関係の求人が増える事はありがたいようにも思いますが、

どうなのだろう。

 

フランチャイズって給与もぼちぼち良くて儲かってるのかな?

フランチャイズに入りさえすれば特殊な手法があるのかな?

と、思いきや、

やる事は普通です。(きわどいとこ突いてたりするけど。)

やる事は、鍼灸院で2年も勤めてたら、

言わないでも知ってるような普通のことにフランチャイズ料が○万円かかったり。(汗)

あと、人知れず訪問鍼灸のフランチャイズもバタバタと廃業・閉店してるようです。

 

現在は、訪問鍼灸がオイシイらしいぞって事で注目されています。

 

 

こういう現状を見ると、

鍼灸師が最後の最後の旨味をしぼりとられてるように思えたりします。

 

 

フランチャイズにも当たりハズレがあるのかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 






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