「鍼灸院での実際の施術の流れ」について(1)

2014年7月16日水曜日

【鍼灸院の運営・業務の流れ】関連

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ブログのカテゴリを分けすぎてどこに書いていいのか分かんなくなってきた。
おいおいカテゴリ数を減らして
カテゴリを整理していこうと思います。
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今回は、
鍼灸院での施術の流れを書いていきます。
学生やとくにどこかの鍼灸院などで修業をせずに開業した方などは、
施術方法とかこれでいいのかって悩みがあると思う。
各鍼灸院・治療院ごとで、
施術方法や施術方針に大きな違いがあると思うので
1つの例だと思って参考にしていただきたい。
まずはじめにツボが全部で365穴以上あるとかないとか言われてますが、
学校で習った全部のツボ(経穴)の場所や、
名前とか走行してる血管や支配神経など
特に明確に覚えてるとか”私は”ないです。
もちろん授業で習うように
<経穴全部、名称、支配神経や部位、関連する筋肉などなど>
覚えていればなお良いです。
私の場合は勉強不足とも言えますが、
はり免許・きゅう免許取ってもう10年位経つんじゃないかってくらいの人でも
こういう人も結構いると思うので、
ツボのなにがしかを全部覚えてないからといって悲観しなくていいです。
学生の方は、テストなどに出ると思うので勉強せざる得ないですが。
もちろん、勉強したことにこしたことはないですし、
ツボについて詳しく覚えていた方が、
きっと施術にも生きてきます!
私も勉強しなきゃって思っています。
鍼灸院で修行してみた感じ、
【座学よりも実技(実際に患者さんに施術する)ほうが、
あとあとものすごい力になります。】
病院や介護施設の提供するサービスの一つとして、
鍼灸が入っているところがありますが
病院などでする鍼と鍼灸院でする鍼では、鍼灸院でする鍼の施術方法を学んだほうがよい。
病院などでする鍼施術は、
1日に受け入れる患者さんの多さもあって、1人にそこまで時間がかけられない。
トータルの施術時間が多くかかっても、電気針や置鍼の手法で、
10~20分患者を寝かしておいて同じ時間帯に4~5人同時に施術してたりする。
(鍼灸院でも電気針を得意とするところは、
そういったところもあるでしょうけど
少し施術方法とか患者さんの扱い方が違うと思う。)
鍼灸院でする鍼の方が、1人に時間をかけて施術する分、
将来開業する時などにかなり実践的に学ぶことが出来る。
私は特に勉強してない方だと思うのですが、
こういう勉強してない施術者もいるって感じです。(勉強した方がなおよい。)
私自身は、「授業で習った経穴を全部使ってる施術者とかいない」と思ってます。
それぞれの先生・施術者だいたい決まった、
得意とするというか、よく使うツボって決まっているんじゃないかと思ってます。
けっこう意識して「ここは○○穴をねらって鍼を刺そう。」って事は私自身は少ないです。
◆◆◆
<片手で鍼管に鍼を入れる練習について>
あと私が学生の頃、
「片手で鍼を鍼管にいれる練習とかしてる学生」とかいたけど、
私は、片手で患者さんを施術する時に、
鍼を鍼管に入れたことないです。
両手あるのだから片手でやるとか危なっかしいことしないで、
両手使えばいいと思っちゃいます。
片手でやれるくらいに鍼と鍼管を持つことに指や手がなれるってことは
素晴らしい事かも知れませんが。
実際患者さんを施術する時の実践には向いてないような気がします。
この辺は、施術者や先生方によって意見違うかもしれないです。
あくまでも、
勉強するなと言ってるのではなくて、
あまり覚えていなくても多少覚えが悪くても悲観せずに頑張って欲しい。
なにごとにも勉強した方がいいには決まっています。
結果も出ます!
【「鍼灸院での実際の施術の流れ」について(2)へつづく】






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